そこは、何百匹と飛び交うホタルで輝いていた。 「きれーぇ。」 「ホタルって凄いな。」 感動のあまり握る手に力が入る。 空いている手をそっとホタルに近付けて捕まえると、 掌でピカピカと輝くホタル。 それを夕真と一緒に見ていると、 見上げた夕真と目が合った。 そして、 ほんの一瞬、近付いて来た唇が触れた。 .