話すこともなくなったし俺らは黙って廊下に立っていた。 日和は何が楽しいのか知らないけど鼻歌を歌いながら踊っている。 「なぁ」 『んー?』 「日和って…何時死んだの?」 そう聞いたら日和の鼻歌も踊りもピタッと止まった。 …俺、マズいこと聞いた? 『アタシが天使になったのは1年前だよ』 「1年前ってことは…日和もこの学校に登校してたんだよな?」 『うん。たまに』 「たまに?」 『アタシ、ずっと入退院の繰り返しで…』 その悲しい表情に俺は質問したことを後悔した。