plume~今、君に翼を~




「…ハァ」
『ち…遅刻しちゃったね』
「あぁ。でも今時あるんだな…バケツ持って立たせるなんて」
『そうねぇ』

あの時間に出た俺らは案の定遅刻した。で、今は廊下に立たされてる。しかもバケツ持って。

今時、珍しいよな。


『…痛い?』
「は?何が?」
『アタシのせいで斬っちゃった、ほっぺ』
「別に大丈夫だよ」
『ホントに?』
「本当。あんま気にしないでくれ。な?」
『うん』

日和は安心したのか柔らかく微笑んだ。ちょっと可愛いな…って思った。まぁ日和は…『美少女』って言える部類だろうけど。