「耀羽、おかえりなさい」 「あぁ、ただいま母さん」 庭で洗濯をしている母さん。やっぱり日和は見えないらしい。 俺は日和に耳打ちするように小声で話しかける。 「…あれが母さん」 『へぇ…綺麗な人だね』 「そうか?」 「アンタ…何さっきから1人で喋ってるの」 一瞬ビクッとなってしまった。小声で喋ってたんだけどなぁ…。 「別に独り言」 「ふーん、そう」 納得いかなそうだけど放っておこう。 「…次行くぞ」 『うん!』 さっきよりも、もっと小声で話しかけ俺らはリビングを出た。