【短】約束の花火。


雅樹がイラついてるのが分かった。
私も、正直限界だった。

「……今でも雅樹の事好き
なんて言えないじゃん!!

私たち、ずっと前に
終わったって言ってたじゃん!

何でこんな事するの!?
私だっで……」

気持ちを抑えられずに、
思った事を言ってしまった。

私の頭の中は、早く雅樹から離れて
家に帰る事しかなかった。

もうそれ位、胸が苦しかった。