あの日のきみを嘘にしてしまうなら、

部屋のはしっこで

何も瞳に映らないまま
時間だけがすぎた

今、この

とまったような時間も
一秒後には過去になる

ただ、それだけなのに

たくさんの溢れる
時間があるのに



さよならの
言えない一秒を

砂時計のように

戻すことはできなかった