あの日のきみを嘘にしてしまうなら、

ふと懐かしいように微笑み、
その笑い方がきみと
似てきていることに気がついた。

ねえ、トキは経っています。
知っていましたか。

あなたと出逢って
二回目のこの季節が
もうとっくに
過ぎようとしていることを、

人は心に闇をおったまま
どこへゆくのでしょう

消えてしまいたいほど、
自分に嘘をついたことがありますか

このまま このまま
消えてしまえたら

あの人の笑った顔も
寂しそうな顔も
まだ覚えてるけれど

わたしの隣には
大好きなひとがいるから。

まだまだわたしは
大人になりきれないけれど

たくさんの思い出いっぱい
抱えてたくさん笑っていたい