なぁ、本気で言うてるんやで。 だから早よ元気になってや。 また2人で外歩こう? ホンマは知ってるんやろう? うちが朝陽に惚れてることくらい。 もう離れたくないんやって。 信じてるから、一緒に頑張って 乗り越えよう? 高熱と闘いながらも必死に呼吸する 姿を見て、自然と口にしてた。 『朝陽……元気になったら、結婚しよか?』 すごく嬉しそうな顔してくれたね。 『うちな、これからは堂々と身内ですって言いたいよ。』 涙が出そうになったけど、グッと こらえて言ったよ。