絶対彼氏


そして私たちは暫く歩きながら紫苑の話ばかりしてた
その後クレープを食べながら服を見たりしていた
気がつくと時計の針がもうすぐ6時を指すところだった

「これからどうする〜?」

「ごめん。今日も親遅いから夜ご飯作んないといけないんだ」

「そっか…。じゃあ今日は帰ろうか
じゃあまた明日ね」

そう言うと紗季は帰って行った
紗季の家は2駅先の隣町だ
私の家は基本駅からも近く学校にも20分ほどで行ける便利な位置にある

私が通う学校はそこそこ頭がいいらしく紗季いわく紫苑は学年1位とか
ま、私には関係のない話

買い物をしてから家につく頃にはもう日は暮れていた
買い物袋を机の上におきテレビをつけた
面白いテレビがやってないかとコップにオレンジジュースをついでソファーに座った
100%のオレンジジュースを一気に半分まで飲むと今日の出来事を振り返ってみた