この手で、葬り去りたい…! どうか次こそは、奴に勝たせて下さい。 卑怯の塊、武田信玄に…!! ―― ―――― ―――――― ピリリリッピリリリッピリリリッ…… 目覚まし時計の音で、目が覚める。 …久しぶりに…前世の夢を見た。 あんなに…憎しみでいっぱいな彼女の夢は…健ちゃんと付き合ってから、なかったのに。 うわ…っすごく汗かいてる。 シャワー浴びなきゃ。 私は…“結衣”で、彼女とは違う。 解ってるのに、どうしても気持ちが同調してしまって…胸がモヤモヤして…スッキリしない。