シューは馬から飛び降り、彼に近づき、頬をなでた。

「主はどうしたんだ……。」

「シュー!これを見ろ!」

馬から降りたフィルは何かを見つけた。

彼が指差したのは、女神像の水晶玉の破片だった。

以前に壊された際に、地面に残された破片だ。

「……!!」

「そんな……!」

そこには文字が刻まれていた。

「レイドさまあぁぁぁああ!!!」

シューは泣いてレイドの名前を叫んだ。