ヴァイオレットが城に来てから2ヶ月がたち始めた


ヴァイオレットは相変わらず足が動かなく、遥か前の想い人を見ていた


「陛下?

お手が止まっておりますが…」


レイは書斎で仕事に追われていた


年末に近くなると仕事は沢山でてくる


「ああ…

考え事をしていた。

すまない、進めよう」


ため息まじりの返事をシゼルに返す

その声からは仕事に集中できないとばかりにため息がでていた


「陛下のお考えはヴァイオレット様と関係がおありですか?
まぁ…その感じでは当たりですね」


見透かされた用に見られるレイだった