翌日

「ぁあヴァイオレット様、おきていらっしゃいましたか」


「はい…」

実際は眠れずに夜通し泣いていた

「目が腫れていますね…」
ジキル医師はすぐに氷を包みヴァイオレットにわたした


--泣いていたんですね…


瞬時に泣いていたことなどわかるくらいにヴァイオレットの目は腫れていた



「ぁあ…ジキル医師いたのか」


次に入ってきたのはヴァイオレットの涙の原因であるレイだった

「ヴァイオレット…」


レイはヴァイオレットを除きこんだ
ヴァイオレットが目を伏せていたからだ


「目が腫れているな…」


優しく触れるレイ
ヴァイオレットは涙を必死にこらえた