地元に帰って、またひとしきり喋って、


皆で盛り上がって。


すっかり夜も更けた所でお開き。


方向的に、また雅司と2人になる。


一瞬、気まずくなったかと思ったけど、


またこうして笑い合って傍に居られる。


自他共に認めるだろう、この仲良いっぷり。


楽しくて、仕方なくて。


なんて、浸ってると、


「あー!!!!!!!」


突然、雅司が叫んだ。


「な、何?」