片腕の彼に恋しちゃいました。

「ねぇ峻稀。
今欲しいものとかないの?」



『特に。』



「………。」



なんだその返事!



「ほら!峻稀、結構
アクセサリー好きじゃん!
ピアスとか…。」



『あぁ。』



「なんかないの?」



『特に。』



……………えーーー!!



私どうしたらいいの?



……どうしよう…。



マキに相談してみよっかな…。



でも、自分で考えたほうが……。



………あ〜〜〜どうしよ!



てか、今日の峻稀、冷たい。



久しぶりに会えたのに…。



このあと、これという会話もなく



家に着いてしまった。