瑠衣side 「うん」 そう言う月歌は 不思議そうに首をかしげた 「じゃあ、ごちそうさまだね」 隼人がニコリと笑う 「ごちそうさま?」 また不思議そうにしている 月歌の様子だと “ごちそうさま” を知らないようだ 「食べる時は “いただきます” 食べ終えた時は “ごちそうさま”って言うんだよ」 隼人が優しく教える 「ごちそうさま・・・・?」