次の日、キュリーとメープルは、スタテンアイランドにある、とある古屋敷にやってきた。


「なあ、こんなところに来て何があるんだ?」


メープルが不審なものを見る目で言った。


すると、キュリーは自身満々にこう言った。


「まあ、見てろ」


ある部屋に入り、棚に隠されたスイッチを押した。


すると、棚がスライドして新たな扉が出現した。


その扉にあるパネルにキュリーが手をかざすと、なんと扉が自動的に開いた。


「さあ、どうぞ」


信じられないような目をしているメープルを促すように背中を押し、扉の奥にある階段を降りた。


階段を降りた先は、メープルにとって信じられない光景が広がっていた。