「あっ!じき卒業式だな!」

「私は、まだ卒業しません!」

「当たり前だろ!
俺が卒業させるんだから!
中学校生活を満足させてな!」

そう言った先生の顔は、何故か自信のある顔をしていた。


「先生!私のこと、ちゃんと卒業させてよね!」

「おう!任せとけ!俺がお前をちゃんと卒業させてやるから!」


そう言って先生は、私の頭を撫でてくれた。

「約束ね?」

「おう!約束だ!」

そう言い、先生はもう一回私の頭を撫でた。