それから暫くして電気はついた。 「あ、ありがとう」 明るくなって何故かとてもジョージの顔を見るのが恥ずかしく感じてしまう。 「どーいたしまして」 ジョージはいつもと全く変わらないけど。 それが少し悲しく感じた。 そしてアタシは自覚した。 目の前でヘラヘラ笑っているペットの事が とても認めたくないんだけど 好きになってしまったこと。