*初恋彼氏*


「ホント、彩って涙もろいよね」
数十分泣いて、落ち着いた。

「うん、ホントだね…」

亜希に苦笑の表情を向ける。

「さあて、彩ちゃんも泣き止んだみたいだし、帰るね」

自分のカバンを手に持って、教室の入り口へと向かう翔くん。


「…翔くん!」

そんな翔くんを呼び止めた私。