*初恋彼氏*


「あなたが私を助けてくださったのですね!?ありがとうございます。どうお礼をして良いのか…」

「そんなお気になさらず。そうだ、良かったら僕のお姫様になってくれませんか?」


スッと私の方へ伸びてくる手。
演技と分かっていてもドキッとしてしまう

「はい。私で良ければ」

差し伸べられた手に自分手を添える。

「こうして、王子様とお姫様は結婚し、幸せに暮らしましたとさ」

ナレーターの締めで
ステージに幕が下ろされる。