「彩……」 「うん?」 「キスしていい?」 「ふぇ?」 と、突然そんなこと言われても… 「ダメなわけ?」 「だ、だめ…じゃない」 「ま、当然だな。断られてもするつもりだし。目閉じてろ」 言われて直ぐに目を瞑る 真っ暗な世界に裕也くんの気配だけがあって―…