オネェ彼氏

帰り道。


「このまま花火買いに行くの?」


「おう」


「恥ずかしいよ…足ももう大丈夫だからおろして」


「はずかしくねぇよ。黙って掴まってろ」


今日は真夏日。


夜でも歩いてるだけで暑いのに亮次は何も言わないで私をおんぶしてる。



もう本当に足痛くないのにね。


優しすぎる亮次が急に愛おしくなって暑いのにかまわずぎゅーっと抱きついた。


「どうした?」


「なんでもない」



「胸当たってる。」


「…」