深くなるキスに、いつの間にか翔平があたしに覆い被さるような体勢になっていた。


いったん、唇を離す。


自分でも目がトロンとなっているのがわかる、けど直せない。



「眼鏡、キスには邪魔だな……」



あたしの眼鏡を翔平が奪った。

そして再びあたしの唇にかぶりつく。


ヤバい……止まんない。


あたしのボタンを、キスしながら器用に外していく翔平。



「ダ…メっ……」



ここ!保健室!学校!


だから、
だめええええええ!!!



「ぐはっ!」



え?あ……

翔平を、蹴っちゃった……?