そう呑気に思っていると、快里がニヤッと笑い、 「知りたいか?」 と言った。 ゲッ!!出た!! 嫌そうな顔をしている僕とは反対に優衣は 「快里、知ってるの!?教えて!」 パアッと目を輝かせている。 「快里!言ったらダメ!」 必死に止めている僕を気にも止めず、快里は 「空はクレープの食いすぎでクレープが苦手になったんだよ。」 と言ってしまった。