[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜




「え・・・どこに行くんですか?」



慌てて隣に来た女にため息を吐く。



「夜道は危ねぇから送る」


「えっ?大丈夫ですよ!」



そんなことを言う女だけど、女らしくておっとりしてて、顔もそれなりに可愛いんだから、危ないに決まってる。



「いいから、道教えろ」



そう言った俺に女はもう何も言わなかった。