「頑張ってな」 「うん」 「御守りにこれやる」 俺はケータイに付けていた星がついたシンプルなストラップと、コンビニで買ったジュースを渡した。 「え・・・でも・・・」 「いいから。ほら、行くぞ」 俺は躊躇う女に渡して、歩き出した。