「んなことで家出か?」 「・・・違う」 「じゃあ、何?」 「親とケンカしたのも、私が弱いから・・・。一人に堪えられなくて不登校になっちゃう私がダメだから・・・」 「・・・・・・」 「家じゃ泣きたくないからここで泣いてるだけ・・・。家出じゃない・・・」 女は空を見上げながら、悲しそうに笑った。