「双子だからって全部一緒じゃなきゃいけないの!?誰がそう決めたの!? 優兄は優兄、紘兄は紘兄なんだよ!? 全部が同じ人間なんていないのに、そんなこと言わないで!!」 優衣……。 嬉しかった…。 優衣は俺は俺だと言ってくれて…。 そう思っていると、 「優斗、紘斗…ごめん…。」 「私も…。」 「無神経なこと言っちまって、ごめん…。」 クラスメイトの奴等が申し訳なさそうな顔をして、謝ってきた。