「疾風〜!」 振り向くと、首を傾けている疾風がいた。 「聞いてよ!オレンジジュースがきらしててね! なのに、誰も買いに言ってくれないし! それ以前に無視されるの!総長の私を無視するなんて、普通はダメだよな!?」 「は、はい…。」 「やっぱりそう思うよね!」 私の勢いに、疾風は若干ひいていた。