[特別版]最強姫〜蘭蝶と白虎に愛されて〜




「う〜。」



私は頬を膨らまし、幹部部屋から出た。




みんな、全然私の話なんか聞いてないし。




そんな今日に限って、オレンジジュースはきらしてるし。




「みんなのバカー!!」




オレンジジュースがないんだから、買っとけ!



私を無視するなー!




そんなことを倉庫の外に出て、叫んでいると、




「優衣さん、どうしたんすか?」




後ろから、不思議そうな声がした。