「暇だ〜。」





白虎の幹部部屋で過ごしていると、空がごろごろと転がりながら、何回目か分からない言葉を言う。






けど…





「しゃーねぇな…ゲーセン行くか。」







気をきかせた大地が呆れた様子で立ち上がると、空はピタッと動きをとめた。






「行く行く〜♪」







「優衣は?」







私?






私もどうせ暇だしね。






「行く。」








私も立ち上がった。