「きりーつ、礼。さようなら」 日直の人がそういう。 その声に続いて皆も「さようなら」と声を上げた。 私も同様に声を上げる…足を少しばたつかせながら。 早く遊びに行きたい! 挨拶が終わるのと同時に、私は梨桜ちゃんの腕をつかんだ。 「梨桜ちゃん! どこ行く?」 「どこ行くって…決めてないの?」 「…えへ。」 ニコッと苦笑いをし、人差し指を立て頬にあてた。 …大事な、話。 喫茶店でするのもおかしいし…。 家に、行こうかな。 「うちにおいでよ!!」 そう声を張り上げる。