目を覚ますとそこは自分の家で。 目の前には目を腫らしたお父さんとお母さんがいた。 私は3日間も眠っていたらしい。 そのあとすぐにあの家に行ったけれど引っ越しをしてしまったらしく行先は不明。 覚えているのは… あの男の茶色い髪と一瞬見えた額の傷だった。 確かに一瞬見えた、5センチほどの傷。 …でもきっと、もう会うことはないんだろうな。 きっとあれが初恋だろう。 今、思えば。 この先、恋を出来る気もしないけど。