歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

まぁ、無理もないか…






「…で。コレなんやけど・・・」

「……?」


JINくんはそう言って、私に大きな紙袋を差し出した。






「…コレなに?」

「さっきの雑貨屋で‥sAra.さんが選んだ商品や」

「え!?」


「雑貨屋のロケが終わったあと…俺が全部買い取った!」



!!!

「ど、どーして??」

「いや…sAra.さんそれ欲しそうにしてたから・・別に撮影終わってから買えたかもしれんけど、sAra.さん…すぐメイクさんとか入ったりして、時間なさそーやったから」


ポリポリと頭をかきながら言うJINくん。








「ご、ごめんね!ってゆーかありがとうっ!お金返すよ」

「…いいって(汗)俺もさっきsAra.さんに買ってもらったし」


「いやっ。だってあれはゲームだし…(汗)」

「いやいや…ホンマに気にしないで。つーか‥これに免じてこの前の詫びさしてくれや」