歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

「久しぶり。この前の飲み会以来やな…」

「そ、そだね…」


この前の飲み会以来ってこと、さらっと言ってるけど…もう気にしてないのかな?

別に態度も普通だし…







「では、打ち合わせ始めます」



スタッフが私たちを席に集める。

私は真ん中の席に通された。






ギギ…


!!

私の隣の席にJINくんが座る。




私ったら…なにビビってんだろ(汗)

別に隣に座るくらい、なんてことないって。




「……えー・・それでは…………………」


打ち合わせが始まる。




私はできるだけ打ち合わせに集中した。

時々JINくんの腕が私の腕に当たったりして気になったけど、気にせずに打ち合わせに専念した。