歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

「悪いけど…俺の荷物から着替え取ってくれへん?」



JINくんは、自分の大きなバックを指差した。

私はそのバックを開け、着替えを探す。






「着替え‥どれにする?Tシャツが何枚か入ってるけど…」

「何でもええよ」

「…じゃあコレ!」


私が選んだのは、白い大きめのTシャツ。

たたんでバックに入っていたそのTシャツを広げて、JINくんに手渡した。





「ちょっと着るのあとにしよう…暑くて死にそうやわ(汗)」

「はい、冷たいおしぼり!コレで体拭いたら?」

「ありがと!」


おしぼりで体を拭き始めるJINくんは、「冷めて〜」と言って気持ちよさそうだ。





「すごいね、筋肉!」


上半身裸のJINくんに近づく。





「…そおか?」

「うん!鍛えてるでしょ?」

「まあ。ジムには通ってるけど…まだまだやわ」


鏡で自分の体のラインを見るJINくん。





こんだけカッコ良くて、筋肉あって、歌うまいし、ダンスうまいじゃ…女のファンが多いわけだよね。

ま。慶には負けるけど。