歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

ジャ―――…



パウダールームにある手洗い場で、何度も顔を洗うJINくん。


私はタオルを持ち、JINくんの横でスタンバイ。






ふと、JINくんの背中を見ると‥着ている黒いTシャツが汗で濡れていた。






こんなに汗かくまで走り回ってくれたんだ…


ああ〜私をお許しください(泣)





キュッ


…!

手洗い場の蛇口を止めるJINくん。




「はい、タオル」

「…ありがとう」


JINくんにタオルを渡すと、JINくんはゴシゴシと顔を拭いた。






「本当ごめんね。私なんかのために‥たくさん走ってもらって……」

「…ええよ。俺が勝手にやったんやから、sAra.さんは気にせんといてや」


「…ありがとう」


JINくんは顔をタオルで拭き終わると、汗で濡れたTシャツを脱ぎ始めた。






「着替える?」

「…うん。気持ち悪くてアカンわ」