歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

「バカ言わないでよっ(//)」


私の腕を叩く紅。






「告ってくるの待ってたら…いつまでたっても付き合えないんじゃない?」

「………」

「…それとも、私と同じ手使う?」


(※詳しくは㊤巻で)




「……ぷ。無理(笑)」

「だよね」


あれは大失敗だったもんな(汗)

まぁ、あれがあったから慶と付き合えたわけだから…成功か(汗)?


いや。

あれは結果オーライだな(笑)






「紅!sAra.!」




「あ…健二だ!」


健二が小走りで私たちに近づいて来る。






「…どしたの?」


「なかなか帰って来ねーから探したよ…紅も酔っ払ってたし、sAra.もノーガードの状態だから、スタッフのみんな心配してっぞ」


健二が、私と紅に両手を差し伸べた。


私と紅は健二の手を握り、スッと立ち上がる。