歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

私に顔をぐんと近づける陽菜。






「sAra.はさ!私のこと応援してくれるよね!」

「え?」

「私…JINくんのこと今でも好きだからさ・・・」

「そ、そうなんだ…」

「協力してよ」

「う、うん」



陽菜、力はいってるな…

よっぽどJINくんのこと好きなんだ。



まぁ、人を好きになることはいいことだけど…

JINくん、陽菜のことよく思ってないみたいだったしな。

恋愛ってうまくいかないな。






その後、

私は陽菜の恋愛話と自慢話を散々聞かされたあと、迎えにきてくれたスタッフの車でホテルへ帰り、パソコンに向かって新曲の作詞をしたりした。





今回の曲は、なんとも切ないバラード系の曲。

スタッフからも『今回は片思い系の作詞にして』という要望があったからか、歌詞の内容は自然に陽菜がJINくんに対して想う気持ちのようになってしまった…


出来上がった歌詞を読み返し、少し苦笑いしつつも、


まぁ、いいか…今回は陽菜がんばれソングってことで(笑)



と、パソコンを閉じる私。









「ふぅ…」