歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

私もキッチンを覗き込むと……








…すご。

なにこの料理…


キッチンに並べられた料理は、すごいものだった。

まるでパーティー…いや、なにかのお祝いなのかなってくらいの料理の数。

それにその料理たちは、どれもすごくおいしそうで…素人が作ったとは思えない出来映え。






沙知絵さん…料理うまいんだ。

こんだけ本格的に作れるんなら、なんか料理関係のことやってるのかな?料理の先生とか…





「ちょっと作り過ぎちゃったかな(汗)?」


棚から小皿を出しながら言う沙知絵さん。






「大丈夫大丈夫!残ったら俺が全部食うから♪」


健二がキッチンのテーブルに座り、並べられた料理を見ながら嬉しそうに言った。





「昔はよく、健二くんがうちでご飯食べて帰ったわよね…」

「そうそう!沙知絵おばちゃんが作る飯うまいからさ〜慶んち行くと絶対帰りは飯食ってから帰ってたよな」

「年頃の男の子2人と旦那…男の人が3人集まる食卓はすごいわよ?作った料理がすぐなくなっちゃうんだから〜」


懐かしむように言う沙知絵さん。





へえ…

慶は昔から大食いだったんだ…