歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

3階建てっぽいし……






「玄関はこっちこっち♪」


手招きして酒屋の店前から、裏口に案内する健二。





ピンポ――ン…


そして健二は、玄関横のインターフォンを押した。





ガチャ

「はいはーい!あ…やっぱり〜」


するとインターフォンを通さず、直接玄関から沙知絵さんが顔を出す。





「こんにちわ」


私はぺこりと頭を下げた。






「沙知絵おばちゃん久しぶり!」

「はじめまして。健二の彼女の紅です」


「健二くん久しぶりね♪紅ちゃん…いつもテレビで観てるわよ。さぁ上がって〜」



沙知絵さんは、丁寧に家の中に通してくれた。

玄関で靴を脱ぎ、家にあがる私たち。







「いらっしゃい!待ってたよ」




家にお邪魔するなり、リビングから顔を出すおじさん。

沙知絵さんの旦那さんだ。