歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

ひとりで笑うとか、超アブね…(汗)






「見えてきた見えてきた。ほら…あそこが慶んちだよ」




1メートルくらい先にある大きな家を指さす健二。





「え!どこどこ?」


健二の横に小走りで近づく紅。

私も紅の隣に近づき、健二が指差した家を見つめた。








「五十嵐くんちの1階…なんかお店みたいになってない?」


紅がそう健二に聞くと、健二はタバコを携帯灰皿で消しながら答えた。




「慶の実家は酒屋やってんだよ」

「あ、そうなんだ〜でもお店はシャッター閉まってるね」

「本当だ。sAra.…お前なんか聞いてる?」


健二と紅が同時に私を見る。








「今日は私たちが来るからってお店お休みにしたみたいよ。だから直接自宅の玄関に来て下さいって…さっき健二の実家から沙知絵さんに連絡した時、そう言ってたよ」


「「ふーん…」」




それにしても…大きい家。

この辺は田舎だから、どちらかといえば大きい家が多いけど…慶の実家は特に大きいな…