歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

紅の手をギュッと握るお母さん。





「バカ!なに言ってんだよっっ」


恥ずかしそうな健二を見て、私と紅はクスクスと笑った。








「sAra.さんもお元気で。体に気をつけて頑張ってね。いつもテレビの前で応援していますから…」

「はい。年末のカウントダウンライブに是非来て下さい。チケット…送らせていただきますから…」


私はお父さんとお母さんの手を握った。






「そりゃあ有り難い」

「慶くんにもよろしく伝えてね。今度は慶くんと一緒においでね」




お母さんは笑顔でそう言った。

私も笑顔で健二の両親に「はい」と返事をした。


そして笑顔で健二の実家をあとにした…



















「しかし…変わってねーな〜」


健二がタバコを吸いながら言う。