歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊦

「慶…?なにか作ってんの〜?」


キッチンをうかがうように言う私。






「ん。カレー♪」

「カレー?慶が??嘘!」


私はキッチンに急いで向かう。

キッチンのコンロには大きな鍋が置いてあり、グツグツと音がしている。






「…本当に作ってる(汗)」

「は?嘘ついてどーすんだよ」

「…そうだけどさ(汗)」


私はキッチンをじろじろと覗きつつも、冷蔵庫からペットボトルのお茶を取り出して一口飲んだ。





「なんで急にカレーなんか作ってんの?いつもは料理なんて一切しないじゃん…」


めんどくさがって、パンも焼かないくせに…(笑)

「彩良の焼いたパンが食いたい」とかうまいこと言って、結局私が焼く係だしな…

まぁ、私もだまされんなよって感じだけどね(汗)






「んー別に意味はないよ。ただ急にカレー食いたくなって、お前に作ってもらおーと思ったら、お前寝てたから…んじゃ自分で作ろうかと思って……」

「・・・(汗)」


鍋のフタを開け、鍋の中身の具合を菜箸でみる慶。




なんてマイペースな人…(汗)

ちょっとうらやましいわ。