海辺の堤防に腰かけて、闇の中で弾ける花火を見上げた。 花開いては散り。 また開いては、消える。 儚い。 そして、切ない。 わたしは夜空を見上げながら、隣りに座っている歩の手をぎゅっと握った。 歩は何も言わず、握り返してくれた。