さよなら、ブラック





唇を離した歩は、くすりと笑った。




「かわいい」




まだ、わたしの唇には熱が残っていた。




しばらく歩いて、ようやく砂浜に降り立った。




そして、目の前に広がったのは。




きらめく青だった。