さよなら、ブラック





「安全運転で行きますからね。大切な人を隣りに乗せるんだから」




そう言ってわたしにウインクし、白い歯をきらりと見せた。




車から降りたくなった。




だけど、心配していた歩の運転技術は、いい意味で裏切ってくれた。




本当に、ほっとした。