ユウは岸辺に腰を下ろした。 石を投げ入れ、舌打ちを してから携帯を出す。 メールは来ていなかった。 まだ戦闘中なのだろう。 苛立ちに拳を握りしめた。 立ち上がると背後から声がした。 「何やってんだか♪」 ナジカだった。 「お前かよ」 「つれないな~。一緒に留年した仲だろ?」 「気分が悪いんだ」 ナジカは川を見つめるユウの 隣にたつ。ユウは何も言わずに、 ガムを噛み続けている。 「うっ!」 「何だこいつ…! 強ェッ!!」 憂が一人で動けない薫の為に 喧嘩していた。