「利津さ…」 利津はもう歩き出していた。 その後ろ姿を見つめる奈央。 ー言いたかった。 あなたは一人じゃない。 あたしも、皆もいますよって… 「は…」 奈央は空を見上げて軽く笑う。 雨が降って来た。 「あたし、弱いな…」 ユウは笑顔で廊下を歩いていた。 校長はあっけなく理由を教えてくれた。 「ーまあ、そんなとこだと思いましたよ。 てっぺんは他校に任せて…あとは、宮崎と 波瑠を潰せば全て終わるっす」 ガムを取り出して噛み始める。 「ふふ…悪巧みしちゃった♪」